ウェブとリアルの狭間〜集客のデザインと楽しさ〜
今日は先日のイベントの反省会に参加した。
そのイベントというのは自社の所有するショールームで商品販売を行うものだった。駐車場に大きなテントを張り、その下に販売機器を陳列してお客さまに買ってもらうというものだ。
このイベントの主な集客として、機器の経年先(買い替え時期)のお客さまへチラシを同梱したダイレクトメールを打っていた。その他には、営業マンが手渡しでお客さまに渡した。実際にはイベント当日に通りがかったたけのお客さまもフリーで入ってもらった。
反省会の資料には、「DM配布数、来客数、成約数」「手渡しDM数、来客数、成約数」など誘引別に入口と出口のデータがまとまっており、それを元にした議論が行われた。ワクワクしながら考えることができた。
そんな時、ふと思った。これって自分が学生時代にやっていたウェブマーケティングに似ている、と。
ウェブマーケティングではネット上の集客をできる。
まず、どの流入元から来たのかがわかる。例えば、Twitterのバナー広告をクリックしてきた人なのか、それともGoogleの検索窓でワードを打ち込んで記事タイトルをクリックしてくれた人なのか。
そして、その上でどのページから見たのか、その後どの別のページに行ったのか、そして何を買ったのか、申し込んだのか、など調べることができる。
それを元に、広告文の改善、バナー画像の差し替え、ページ内容の書き換え、リンク先ページの変更、などを行って、ゴール地点(購入やお申込みなど)に到達するお客さまの最大化を図った。
もちろん今回のイベントのように、リアルの販売ではここまで細かく追うことはできない。が、改善することができる部分は多い。
DMを配る先は?枚数は?チラシの内容は?
エントランスの飾りつけは?ショールームの動線は?商品の配置は?実演販売は?抽選会の商品は?
などなど様々な変数がある。
毎回のイベントごとに、予測、実施、反省を繰り返して、この変数から出力される成果を最大化していく。
これはまさに自分が心躍る仕事じゃないか、そんなことを思えた素敵な反省会だった。