Time flies

社会人3年目の記録

「永遠の旅行者(上)/橘玲」を読んで

《読書期間》8/22〜9/6

永遠の旅行者〈上〉 (幻冬舎文庫)

永遠の旅行者〈上〉 (幻冬舎文庫)


《あらすじ》
今回の主人公は真鍋恭一。元弁護士で現在はPTとして、ハワイで暮らしている。そんなところに来た一通の連絡。いつ息絶えてもおかしくない騎一郎という老人から、相続の依頼が。しかし、彼の息子は多額の借金を抱えて失踪中、孫のまゆは精神病をわずらう16歳という謎の血縁関係。日本に帰り、騎一郎の別荘に訪れる恭一。しかし、そこには、企業舎弟の権田、債権回収会社など、各々秘密を抱える人物が登場。謎が謎を呼ぶ展開に対し、恭一はいったいーーー


《言葉の意味》
PT…Perpetual Traveler=永遠の旅行者の略。どの国にも居住していない存在であり、納税の義務がない。


《感想》
マネーロンダリングよりも税法や節税商品について難しいと思った。
マネーロンダリングで出てきた登場人物や節税手法が所々に現れるのが面白い
・今回は上下巻完結ということで、上巻は多数の伏線が張り巡らされている。下巻でどう謎を解き明かしていくのか楽しみな限り。